たばこ業者
厚生労働省の専門部会は、生活習慣病対策として2010年までの国民の健康づくり計画として定める「健康日本21」に、当初予定していた「喫煙率の数値目標設定」の盛り込みを見送ることに決めました。数値設定に反発する日本たばこ産業(JT)などに配慮したためで、「喫煙をやめたい人がやめる」という表現にとどめるということです。厚生労働省によると、海外では韓国が「10年までに男性30%、女性5%」と目標を掲げ、アメリカ・イギリス・フランスも数値目標を定めているということです。
男性の喫煙率が低下しているのに、女性はむしろ増加傾向にあります。しかし、03年04年の「国民健康・栄養調査」では喫煙者のうち、禁煙を希望する割合は「男性24.6%女性32.6%」と女性喫煙者の方が禁煙を希望しています。出産を控えた女性が喫煙することで、生まれてくる赤ちゃんに影響があることはよく知られており、喫煙者本人も知っていると思います。
日本たばこ産業(JT)は「たばこは個人の趣味。行政が数値を示して介入するのは強制だ」と主張しているということです。しかし、禁煙したくてもなかなかやめられないという喫煙者が男女問わずこれだけいるのは、たばこに含まれているニコチンは依存性が強い為です。また、たばこは発がん性が高いことも確認されています。
数値目標を定めた国が次々と喫煙者を減らし、死亡率を減少させたとしても、「たばこは個人の趣味」として日本は緩やかな呼びかけに留まっているのでしょうか。
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